医療・介護業界の労務リスク

医療・介護業界の労務リスク

1.業界の状況

看護師や介護士不足がいわれて久しい昨今ですが、医療業界全体における人材不足を原因とした長時間労働、負担過重な就業環境が問題化しています。

また、先輩・後輩の関係といった人間関係が複雑な就業環境といった点でも特徴的であり、これに伴うハラスメント問題が多発しています。

 

さらに従業員が担当していた利用者を持ち出して独立してしまったり、従業員の引き抜きといった競業関係の問題も多いのが特徴です。

 

2.当事務所の強み

当事務所は医療法人、個人開業医、介護事業所などの顧問弁護士を務めており、日常的に医療機関側及び介護事業運営者側からの労働問題への対応を行っています。

 

したがって、ノウハウと経験が蓄積されています。

 

 

3.解決実績(一例)

上記のような状況において、当事務所では、次のようなリーガルサービスの提供実績があります。

 

・夜勤や輪番制といった就業環境に合わせた就業規則及び賃金規程の改定を実施

・未払い賃金(残業代)請求に対する交渉による解決、労働審判や訴訟手続きを踏まえた紛争解決

・メンタルヘルス等の休業しがちな従業員への対応

・セクハラ、パワハラ、マタハラ等のハラスメントを訴えてきた従業員への対応

・元従業員による攻撃的な競業行為に対する対抗策

 

 

4.当事務所が提供できるサービス内容(一例)

当事務所では、次のようなリーガルサービスをご提供しています。なお、ご依頼内容に応じて、提供サービスの内容を変更するなど柔軟に対応させていただきます。

 

【顧問弁護士制度】

毎月定額料金にて、ちょっとした日常的いざこざや、将来的に禍根を残しそうな労使問題への事前対策などのご相談を、迅速かつ適時に行いたい事業者にご提供するサービスです。

 

 【案件ごとのスポットサービス】

既に発生している従業員との個別的な労働問題や集団的労使紛争と呼ばれる労働組合との紛争について、法的見地からの解決を図りたい事業者にご提供するサービスです。