利用規約の作成・チェック

利用規約の作成・チェックを弁護士に依頼すべき理由(メリット)

ネット通販、プログラムライセンス、プラットフォームサービスなどインターネット上で不特定多数のユーザを対象とした事業を展開する場合、ユーザをコントロールし、トラブルを防止するツールである利用規約を制定しないのは、サービス提供事業者においてもはや自爆行為といっても過言ではありません。

したがって、利用規約を制定することはもはや義務と考えるべきなのですが、この利用規約を作成するに当たり、同業他社の利用規約をそのままコピペして作成することが多いようです。しかし、何も考えずに同業他社の利用規約をコピペして使用する場合、例えば、

 

①自社では想定していなかった特約がコピペ元の利用規約で定められていたため、サービス提供事業者において想定外の負担を強いられた
②コピペ元が提供するサービス内容と自社が提供するサービス内容と微妙な相違があり、ユーザとサービス内容を巡ってトラブルになった
③類似サービスと思っていたが、参照元は許認可事業(例えば資金決済法に基づく登録など)

 

であり、そもそも参照すること自体が間違っていた…等々の問題点がたくさん発覚します。そして、当たり前のことですが、利用規約を制定したのはサービス提供事業者自らである以上、その不備による不利益・損失・リスクは、サービス提供者が甘んじて受け入れるほかありません。

 

弁護士に利用規約の作成・チェックを依頼した場合、上記のような不利益・損失・リスクを回避できることはもちろん、サービス提供者にとって使い勝手の良い利用規約に作り変えてもらうことが可能です。これが、弁護士に依頼すべきメリットとなります。

 

対応(サポート)可能な利用規約の類型

アプリ利用規約、ソフトウェアラインセンス規約、ホスティングサービス利用規約、クラウドサービス(SaaS・ASP等)利用規約、プラットフォームサービス利用規約、SNS利用規約、オンラインサロン利用規約、ECサイト(ネット通販)利用規約、特定商取引法に基づく表示、サイトポリシー、プライバシーポリシー、外部送信規律(Cookie規制)の公表事項など、業態・サービス内容を問わず、様々な利用規約を作成、チェックした実績があります。

なお、日本語以外での言語による利用規約については、対応しておりません。

 

よくある利用規約の作成・チェックに関連するトラブル事例

同業他社の利用規約をコピペすることで、想定外の負担の発生、サービス内容を巡るユーザとのトラブル、許認可事業であることの見落としによる違法サービスの提供などについては前述の通りです。

 

それ以外にも、法令違反である(高額な違約金や不当な事業者免責など)、定めるべき事項が定められていない(禁止事項の未整備など)、不適切な条項配置・表現(個人データを第三者提供することへの同意を利用規約内に紛れ込ませる等)など、多くのトラブルがみられるところです。

 

当事務所の利用規約作成・チェック業務における強み

当事務所では利用規約の作成は月平均1つ以上、利用規約のチェックは毎月複数対応しており、取扱い実績は豊富であり、ノウハウ等も蓄積されているものと自負しています。法令違反とならないような利用規約の作成及びチェックはもちろんのこと、社会的非難を浴びかねないような危険のある内容については、ご依頼者様と適宜協議しながら作成及びチェックを行っています。

 

なお、利用規約の作成及びチェックのみならず、例えば同意取得の取り方、画面配置・遷移、利用規約の運用法などについても、相当数の取扱い実績があり、利用規約にまつわる法務問題については全般的にカバーできることが当事務所の強みです。

 

法律相談サービス

サービス内容

どのような利用規約を作成すればよいのか、何を重視して利用規約のチェックを行えばよいのか、利用規約の作成及びチェックに関する全体像につき、法的観点からアドバイスを行うサービスです。

当事務所の特徴

①資料(作成済みの利用規約、サービス概要書、ユーザ向けプレゼン資料など)を予め検討したうえで、法律相談に臨みます。
(但し、法律相談実施日の3営業日前までにご送付願います)

 

②法律相談実施後1ヶ月以内であれば、ご相談事項に関連する追加のご質問にも回答いたします。
(但し、メールによるお問い合わせに限定させて頂きます。)

ご利用者様が得られるメリット

利用規約の作成及びチェックを行うに当たり、ご依頼者様自らが対応する必要がある事項と弁護士に任せたほうが良い事項との役割分担を行うことで、合理的な作業方針を定めることができます。

弁護士費用

1万5000円(税別)

 

利用規約の作成及びチェック業務に関する具体例

利用規約の作成

・WEB上で新たなサービスを提供する予定の方。
・必要となる利用規約を作成を希望される方。

【弁護士費用の目安】

8万円~
※サービス内容に基づき予想される利用規約作成のための作業量や難易度に応じて、弁護士費用の変動が生じます。

 

利用規約のチェック

・自社内で利用規約案の作成を行った方。
・利用規約の内容が十分な内容であるか、リーガルチェックを希望される方。

【弁護士費用の目安】

料金シミュレーションページよりご確認ください。

 

利用規約の画面設定・配置

・利用規約をWEB画面上に掲載した方。
・利用規約への同意取得の方法を含め、適切な配置になっているか確認して欲しい方。

【弁護士費用の目安】

5万円~

※検証対象となる画面のボリューム、修正提案に要する作業量などに応じて、弁護士費用の変動が生じます。