コラム
電子メール・チャット等を用いて契約書を取り交わす際のポイントを解説
【ご相談内容】 取引先より、急いで契約書の取り交わしを行いたいので、双方署名押印した契約書をPDF化し、電子メールに添付し送信することで対処したいと提案されました。 電子メールのやり取りだけで契約は成立するのでしょうか。 【回答】 基本的には契約が成立すると考えて問題ありません。 なぜなら、法律上、契約は... 続きはこちら≫
IT業界で注意したい偽装請負問題について
【ご相談内容】 現在、大規模なシステム開発プロジェクトにおける数次下請の一受託事業者として参画しているのですが、このプロジェクトにおける作業の進め方が偽装請負ではないかとの指摘を受けたようで、委託者と一次受託者等が労働基準監督署の調査を受けているそうです。 おそらく近いうちに当社への調査も行われると思うのですが、そもそ... 続きはこちら≫
メタバースをビジネス・事業で活用する上で知っておくべき著作権の問題
【ご相談内容】 当社では、メタバース内で事業活動の宣伝広告やバーチャル店舗の設置を検討しています。 できる限り現実の世界を忠実に再現し、利用客にリアルに近い体験をしてもらおうと考えているのですが、どういった法律上の問題を考えておけばよいのか教えてください。 【回答】 2000年代に一時的に流行した「Sec... 続きはこちら≫
検収完了後にシステム不具合が発覚した場合のベンダの責任、ユーザの対処法について
【ご相談内容】 外部業者にシステム開発を依頼し、納品が行われ、テスト運用したところ、特に問題が無かったので検収合格通知書を当該業者に発行しました。 ところが、検収合格通知書発行後、システムが時々フリーズし入力ができなくなったり、画面遷移が異常に遅延したりする等の不具合が発生するようになりました。 これらの不具合の原因調... 続きはこちら≫
利用規約・約款に免責規定・免責条項を定める場合の注意点
【ご相談内容】 当社は、AIを用いた新たなWEBサービスの開発を進めています。ただ、AIが完全無欠とは言い難いため、色々とトラブルが発生することも想定されます。 そこで、できる限りのリスクヘッジを行うべく、利用規約内に免責規定・免責条項を定めようと考えています。 免責規定・免責条項に対する法的規制の有無、内容等について... 続きはこちら≫
データ提供契約(ライセンス型)作成に際してのポイントを解説
【ご相談内容】 当社はオーダーメイドでの機械製作を行っているところ、これまで発注者より受けた要望やクレーム等を整理し、改善策を紐づけた上で統計化した顧客動向のデータを保有し、活用しています。 今般、工作機械を専門的に取り扱っている商社より、このデータを分析し今後の営業戦略に役立てたいので、データを提供して欲しいとの要請... 続きはこちら≫
画面表示(UI)は著作権その他法律の保護対象になるのか?
【ご相談内容】 当社は、ビジネスソフトからゲームまで幅広くソフトウェアを制作する会社です。 最近、当社が開発したソフトウェアの画面表示(UI)と類似するソフトウェアが世の中に出回っており、何らかの対策を講じたいと考えています。 法的な対策としてどのようなことが考えられるのでしょうか。 【回答... 続きはこちら≫
システム保守契約・運用契約書作成に際し、特に意識したい条項について解説
【ご相談内容】 当社は、自らが制作しユーザに納品したシステムについて、事後的な保守運用サポートサービスを提供しています。 これまで特にトラブルもなく対応できていたのですが、一部取引先よりクレームを受け、不本意な対応を強いられたことから、今後はきっちりとした契約書を作成し、トラブル防止を図りたいと考えています。 システム... 続きはこちら≫
クラウドサービス提供事業者へ個人情報を提供する際の留意点
【ご相談内容】 当社は、クラウドサービスを利用して顧客のデータベースを構築しています。 今般、某顧客より「私の了解を得ないで、個人情報をクラウドサービス提供事業者に提供することは問題ではないか」という問い合わせを受けました。 このような問い合わせを受けることは初めてであり、どのように回答すればよいのか苦慮しています。... 続きはこちら≫
令和5年改正不正競争防止法のポイントを解説
【ご相談内容】 令和5年(2023年)6月に不正競争防止法が改正されたと聞き及びました。 新たなビジネス領域として注目されているメタバース等に関するもの、営業秘密侵害に対する権利主張の容易化に関するもの等が含まれているとのことで、当社としても注目しています。 令和5年改正不正競争防止法のポイントを教えてください。... 続きはこちら≫